Tillandsia chapeuensis var. turriformis (Wild collected from Braziil) #1
今回ご紹介するのはティランジア・チャペウエンシス・チュリフォルミスです。
最初にチュリフォルミスの存在を知ったのは藤川氏の図鑑だったような、Twitterだったような……。まぁいずれにせよ非常に美しいですな……。
初めて手にしたのは2017年とか18年とかその辺だったはず。BSJの総会でオルガネンシスと一緒に滝沢氏より出品されました。
まだ小さな子株だったのですが、かなり無理して落札したのを覚えています 笑
(残念ながらその株は蒸れかバクテリアが原因で枯らしてしまったのですが……。)
その翌年の大阪イベントでもう一度出品されて、再びかなり無理をして落札。こちらは今も元気に発根して順調に大きくなっています。
今回の記事のチュリフォルミスは昨年末に趣味家の方から購入したものになります。BSJのものも今回のも10年近く前にヨーロッパから輸入されたもので、国内繁殖株になります。
ここ最近、野生由来の株が出回っていますが、一度枯らしたトラウマがあるので比較的安全な国内繁殖株をおかわりしました。
決して難物というわけでは無いと思うのですが、やっぱなんか癖があるんですよね……。カルミネアとかと近い感覚があるので、岩着生種特有のものかもしれません。
個人的な岩着生種の特徴として、強い日光と風を欲しがるきらいがあるように思います。たぶん変に大事にしすぎると失敗する気がしますね、というかしました……。
おもくそ冬に枯らしましたね……。しかも同時にカルミネアも枯らしているので、明らかに環境が原因だったんですよね……。
現在、私のところではコルクに着けているものと、プレステラに洋ラン用の土を入れて栽培しているものがあります。
生長速度は後者の方が早い気がしますね。どちらも発根していますが、やはり長時間濡れている方が早いのでしょう。
ただ野生株に関しては育てたことが無いので何とも言えないですね……。多分プレステラで植えるのはリスキーかなぁ、という気がします。
コロナが落ち着いてまた入ってきたら数株追加でほしいですね。実生したいですし!