Tillandsia straminea 'Deep Purple'



明けましておめでとうございます。暮れは地味に忙しく中々更新できずにいましたが、これからはちゃんと更新しようと思います……。

さて、ちょうど数日前からストラミネア・ディープパープルが開花し始めました。秋口ぐらいから花芽を伸ばし始めて、折らないように気を使っていましたが無事に開花して一安心です。

しっかし名前通りの濃い紫色の花苞が美しいですねぇ。香りも良くて素晴らしいです。

この株は今から3年ぐらい前の冬に東京の店で購入したもので、非常に思い入れがあります。(当時学生で金が無く、購入費を捻出するのに苦労しました……)

ディープパープルはBSJ会報No.47に掲載されていますね(会長寄稿)。それより前の号にも掲載があると聞いたのですが、残念ながら私は入会前だったので確認できず……。



会報によるとディープパープルはグアテマラのフェルドホッフ氏が発見したものをグルーバー氏が譲り受け、自身のコロンビアを拠点とする農園で繁殖させたものだそう。

また咲かないと普通のストラミネアと見分けがつかないため、普及種のストラミネアに混じって輸入されたものも極少数存在しているとのこと。(詳しくはBSJ会報をご覧ください)

実際にこの株は日本の某農場で開花しているのを偶然見つけた株のクローンということで入手したので、そうなのでしょう。まぁ確かに咲かないと普通のストラミネアですからね……。

ただ現在多く流通している巨大なストラミネアと比べると小型でとても良い……。私のように室内栽培して常に場所と格闘している身としては非常にありがたいです。

性質的には普及種のストラミネアと同じで育てやすいですね。夏の暑さにも強く、蒸れにさえ気を付ければまぁ大丈夫かなと。


そういえばストラミネア(普及種)って花材として出回ることもあるんですね。私は見たことありませんが、確かにきれいですもんね。とはいえ中々に高額な花材らしいですが……。より美しいディープパープルならいくらになるんでしょうねぇ。


花弁は丸みがあり、さらに青い覆輪模様でめっちゃ可愛い。テンション上がりますね!


まだまだ咲き始めたばかりなので、満開になった頃にもう一度撮影しようと思います。

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