Scutellaria indica var. parvifolia(コバノタツナミソウ)



基本的にティランジアを主に栽培していますが、山野草も好きでちまちまと育てておりまして、今回ご紹介するのはコバノタツナミソウ(小葉立浪草 Scutellaria indica var. parvifolia)です。

コバノタツナミソウは本州南部~九州、朝鮮半島、台湾、中国などに分布しているタツナミソウの変種です。草丈5~15cmと基本種よりだいぶ小さいですね。


多肉質な葉に毛が生えビロードのようになっていることから、ビロードタツナミとも呼ばれています。


花はどうってことないシソ科の花なのですが、そこが可愛い。ちなみに立浪草の名前の由来は花茎の片側だけに花を咲かせる様子が「立つ白波が寄ってくる」様に見えることからだそうです。

今回は秋の狂い咲きした花なのであまり状態がよくないですが、春の開花期はそれは見事な開花姿を見せてくれるでしょう。


コバノタツナミソウは紫、桃、白などの花色がありますが、私が特に好きなのは白花のコバノタツナミソウですね。

本当にきれいな純白でとても可愛らしいです。

コバノタツナミソウは強健で育てやすいので興味がある方はぜひ。私は最初鉢植えにしようかと思いましたが、鉢植えだと毎年植え替えないといけないとのことで花壇に植えてしまいました。

一緒にミヤマオダマキなども植わっている場所なので、他の山野草がコバノタツナミソウに負けないように調整しないといけませんね。

photo:@shinagawa3710 (2019/11/18)

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